新聞のスクラップ教室が16日、沖縄市の海邦町コミュニティーホームマンタで開かれ、地域の小学生など30人が新聞を自由に切り抜きながら記事の特徴を学んだ。沖縄タイムス海邦町販売店(稲嶺美佐子店主)が主催した。
美東小5年の上地康太君(11)は、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設着工を報じた15日付の本紙特集面をスクラップ。上地君は13日、ドライブ中にキャンプ・シュワブのゲート前に大勢の人が集まっている様子を見ており「何があったのか分からなかったけど、記事を見て工事を止めようとたくさんの人が頑張っているんだなと思った」と発表した。
同小2年の中山華さん(7)は宜野湾市の新城児童センターで開催されたお化け屋敷の記事を切り抜いた。お化けにびっくりして子どもたちが逃げ出す様子の写真に「もっと怖いお化け屋敷を公民館でつくれたらいいな。新聞にも載りたいな」と笑顔で話した。
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