新聞を教育に活用するNIEの出前講座が19日、嘉手納町立嘉手納小学校(新垣聡子校長)で開かれた。沖縄タイムス社会部の具志堅学記者が見出しの役割や新聞を読むこつなどを話し、授業に生かせるワークショップを紹介した。
同校は全学年で説明文を書く力を付けることをテーマに掲げている。ワークショップでは「いつ」「どこで」など文章の骨組みを学ぶのに適した記事を探した。「○○と思った写真」という課題で写真を選ぶワークショップでは、教師自身が楽しみ「授業で使えそう」との声も上がった。新垣校長は「記事を選んだら、ほかの先生に話したくなった。子どもたちも同じだろう。今後の授業に新聞を活用していきたい」と話した。
【追加情報】
講座で使ったワークシート「いつ、どこで…を探そう」「私が…と思った写真」